しらたまが道草を採って食うブログ

私ついていくよ どんな辛い野食の闇の中でさえ

漁師が捨てたしじみを拾う

 

3歳の息子もついに釣りデビューを果たし、昨年の11〜12月は連日ハゼ釣りをしていた。

 

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ここはしじみ漁やはまぐり漁の船着場になっている港で、漁師さんの邪魔にならない範囲で釣りができるようになっている。

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昼近くになり、船が戻ってきては貝の選別やら清掃やらをしている。そのうちに港の一角でセリが行われて、漁師さんたちが帰っていく。

われわれはめざとくも気づいていた。水揚げ時に船着場の地面にこぼれ落ちたまま放置されているしじみの存在に。セリが終わって数時間が既に経過。漁師さんたちが戻ってくる気配はまったくない。

 

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丁寧 丁寧 丁寧に

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揺れたり震えたりした線で

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描くよ 君の歌を
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しじみといえばそりゃしじみ汁と決まっている。五臓六腑に染み渡るとはこのことよ。

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ただで手に入れたしじみで作った味噌汁はうまいか

うめえんだわ

 

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黒っぽいしじみと薄褐色のしじみが混ざっていますが、汽水域で一般的に獲られるしじみなのでどちらもヤマトシジミでしょう。成長するにつれて殻の色が黒くなっていくようです。

島根県:ヤマトシジミの一生(トップ / しごと・産業 / 水産業 / 水産振興 / 島根の川と湖 / 島根の豊かな川と湖)

 

 

捨てられてから多少時間が経過しても鮮度が保たれやすい冬場限定のアクティビティなので、ご注意ください。

 

 

(採取日: 2023. 12月某日)