しらたまが道草を採って食うブログ

私ついていくよ どんな辛い野食の闇の中でさえ

豆柿は熟すと甘いけどタイミングを間違えると渋い

 

秋は野山を散歩するのがよろしい。いろんな実がなってますからね。

 

ムカゴ。私が毎年毎年この時期になると妻の白い目にもめげず採りにいくので、最近では妻もムカゴ採りに付き合ってくれるようになりました。

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ムカゴについて詳しくなりたい方はこちらの過去記事をご覧ください。

 

まだ青いカラスウリ。赤く熟したものはもう食べることは絶対に不可能ですが、若い固いうちなら食べられるらしいです。
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家で切ってみたら中がもう柔らかくなっていたので捨てました。すまんな。

 

アケビアケビの木はたくさんあるけど実に遭遇することは少ないんですよね。
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豆柿。

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それにしても秋の青空に赤い柿の実はよく似合う。

たしか熟した豆柿は甘いんだったはず。色の濃い柔らかくなったものを採ってみます。
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1個目。うんうん、甘い。香りは弱いけどしっかりと甘いですね。皮は薄いので食べてしまってもよさそう。

 

2個目は、1個目より少し熟しが浅いがそこそこ柔らかくなっている。やはり甘いですね。

 

…いや、渋いな。

 

5秒くらい経ってから舌の上に現れるザラザラ感。遅れてくるけど、しっかりとタンニンタンニンしてますねこれ。

 

 

明らかにまだ熟しきってない実も一応食べてみる。色がまだ薄い。
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これは明らかにダメですね。甘みはそこそこあるんだけどね。

 

豆柿は完全に熟したもの、なんなら傷み始める一歩手前のぽちゃぽちゃのものをピンポイントで狙わないとだめですね。

タイミングにさえ気をつければふつうに食べて美味しいし、若いうちは渋くても糖度はあるので干し柿にしてもいいかもしれない。まあ実家に柿の木があるので僕はやりませんが…。

 

 

(採取日: 2023. 10. 20)