秋なので、先日の記事に続きハリガネムシ関連のネタです。ハリガネムシを食べたわけではありません。
午前10時、子どもと一緒に近くの公園にきました。公園といっても、だだっ広い芝生がある系の公園です。里山が隣接しており、いろんな生物が普段からいます。
歩道になぜかカマドウマ。里山が隣接しているのでカマドウマが生息していてもおかしくはないが、白昼堂々、明るい場所にじっとしているのはさすがに異常。突っついてみても、ひょこひょこと歩きはするが全く跳ぼうとしない。
今どきカマドウマを見たことある人ってあまりいないんでしょうかね。僕の実家はクソ田舎の古い家なので、夏の夜に縁の下から玄関に這い出てきたりしてて、こいつらどこから出てきたんやと気味悪い思いをしてました。後ろ脚が長すぎて、楳図かずおの『漂流教室』に出てくる未来人類みたいなんですよね、この例えをわかる人がいるか分からないですけど。気味が悪かろうが、ただぴょこぴょこ跳んでるだけの極めて大人しい善良な虫です。
カマドウマって夜行性なのでこんな明るいひらけた場所にいるなんておかしいんですよ。季節は秋。突っついても逃げない。しかも10メートル離れた先には大きな池がある。…これはお察しですわ。
このカマドウマが池に飛び込んで尻からハリガネムシが出てくるのを待とうかと思いましたが、まったく動こうとしないので諦めました。
先日の記事にも貼りましたが、何度読んでも面白いので貼っておきます。
(観察日: 2022. 10. 16)