三重県の答志島に旅行に行ってきました🏝
妻と子が寝てる隙に釣りに行くわよ。
✳︎朝早く起きて釣りに向かう私
宿のおっさんからは散々釣れないと言われた、宿のすぐ目の前の漁港。朝5時、満潮から少し経ったくらいの潮目。この条件で釣れないはずがありません。これで釣れなかったら会社辞めます。
とにかく答志島はメバルの魚影が濃いらしい。そういえば昔家族旅行でも答志島に来たことがあるが、そのときにもメバルを釣ったことがある。
様子見で防波堤の壁沿いに小型のミノーを投げてみましょう。
✳︎防波堤の壁際でエサを狙うメバルの気持ちをイメージする私
2投目できました。
アナハゼ。こういう魚がいると認識はしてたけど、ちゃんと釣るのは初めて。貪欲に小魚や甲殻類を食べる肉食魚のようで、ルアーでも外道としてよく釣れるらしい。口から顎にかけてのグリーンがなんとも怪しくも美しい。頭の大きさを考えると可食部位は多くないでしょうが、気になるので食べることにします。
ここ2年間、何かといえばとりあえず根魚狙うときはエコギアのバグアンツ(赤)を使ってます。これで釣れなかったらそもそも何やっても釣れないみたいなとこある。
答志島はとにかく岩礁が多くて、エビ、カニ、ヤドカリなどの甲殻類が多いと思われ、バグアンツは有効でしょう。まぁカサゴはがさつな魚なので、目の前にそれっぽいものが落ちてこればだいたい食い付きますが。
✳︎捕食されるエビの動きをイメージする私
はい、きましたよ!
またお前か!
それにしてもそんなに大きなエサにも食いつこうとはアナハゼってなかなか貪欲な魚ですね。
はい、カサゴきました。
カサゴは釣っても面白いし食べても美味しいんですが、とにかく可愛らしいというのもいいですね。
重いアタリがでました。
キジハターーーー!!!!そこいらの防波堤でキジハタが釣れるとは、やっぱり釣りやるなら島に限りますよ。
ガップリ掛かってます。活性の高さが窺われる。
2時間ちょっとでこれだけ釣れました。カサゴがもう2匹釣れましたが、小さかったのでリリースしました。
キジハタは30センチあるかないかくらいでしたが、めちゃめちゃ引きが良かった。たぶん向こう1年間は「あのときのキジハタ、引きが良かった」と人に言い続けるやっかい釣り師になります。
✳︎海の豊かさに感謝しつつ答志島の海に舞いを奉納する私
この日は島滞在最終日だったので、この魚たちは自宅に持ち帰って食べます。今回の記事では下処理の様子もお届けします。
魚の下処理って面倒ですけど、実はとても楽しいんです!そう、魚の胃の内容物を観察することができるからです!
立派なキジハタですね。僕が釣ったんですけど。
5センチくらいのカニを飲み込んでました🦀やはりお食事どきだったようです。
カサゴはどうか。
上から見てみるとよくわかるけど、カサゴって案外目が上の方を向いてるんですよね。岩陰からエサが落ちてこないか見上げて生活している魚ですからね。
ちょっと小さくて分かりにくいんですが、小さいカニを食べてますね🦀 今回釣れた魚はすべて防波堤の壁際から2メートル以内のところで釣れたんですが、壁のカニとかを主食にしてたんでしょう。
アナハゼ
口の中は絵の具で塗ったような鮮やかなエメラルドグリーン。
捌いてみて知りましたがアナハゼには鱗がないようです。代わりに体の表面の粘液がなかなかすごい。
釣ったうちの1匹の腹側にものすごくティンティンめいたものがあったんですが、これってやっぱりティンティンですか?教えてアナハゼのティンティンに詳しい人
✳︎アナハゼのティンティンらしきものを見てちょっぴり恥ずかしくなる私
ちなみにアナハゼの内臓はこんな感じ。内臓もエメラルドグリーンなのか…
次回は調理します。
(釣行日: 2022. 9. 10)