しらたまが道草を採って食うブログ

私ついていくよ どんな辛い野食の闇の中でさえ

今年のハス釣り納め - ハスの天ぷら

11月の3連休、また琵琶湖に釣りに来た。

紅葉のピーク。琵琶湖に向かう途中、車から望む山々が色づいて大変美しく、このまま釣りに行かなかったとしてもこの紅葉を見れただけでも車を走らせた甲斐があるとさえ思った。思っただけで、紅葉だけ見て帰るなんてことはなくて琵琶湖にしっかりと到着してるわけです。人間は、言葉ではなく行動によって評価されなければなりません。口ばかりで、行動が伴っていない人間は信用してはいけません。

 

 

はい、湖北

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琵琶湖周辺の色づいた木々が、秋の空に映えて大変美しい。このまま竿を出さずに帰ったとしても、琵琶湖に来た甲斐があると思った。思っただけで、紅葉だけ見て帰るなんてことはなくてしっかり竿を出してるわけです。人間は、言葉ではなく行動によって評価されなければなりません。口ばかりで、行動が伴っていない人間は信用してはいけません。

昨日までとても暖かな陽気だったので、油断して薄着で来たのだが、風が強くてとても寒い。なんでその辺のコンビニに行くみたいな格好で来てしまったのか。寒すぎてラブサムバディになった。

風が強すぎて全然ルアーも飛ばない。明らかに体温が奪われているので、いったんここでの釣りは諦めて風のあたらない場所で野草探しをしつつ、体力回復に勤しむ。

 

いっそ型が良ければブルーギルでもええわと思って移動するが、移動先の釣り場は生命感なし。結果が出ないときに目標を引き下げることが必ずしも良い選択とは限らないという、先日職場で上司から言われたコメントをふと思い出す。うっせ

それにしても、琵琶湖のオカッパリのバス釣りって、ウェーダー着てヘビキャロをぶん投げる以外どうやればいいんですかね。私がメインで行くのは湖北・湖東エリアなんですが、長浜市の漁港って基本関係者以外立ち入り禁止になってるので、そもそもオカッパリできる場所自体が多くないですし。

 

 

昼食後、河川が流れ込んでいるエリアに移動。もうニゴイでも何でもいいから釣れてくれ責任持って食べるからという意地汚さを胸に抱いてスプーンを投げる。

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ハスが釣れてくれました。ハスは夏場の魚ですが、残党が残っていたようです。尻びれの形からメスでしょう(参考: ハス | 淡水魚図鑑(在来種) | 図鑑 | 大阪府立環境農林水産総合研究所)。痩せているので、かなり遅めの産卵を終えた落ちハスでしょうか。僕はバスを釣るのが下手なので、そこにいればルアーにガンガンアタックしてきてくれて釣り人があまり多くない砂浜なんかにも回遊してきてくれるハスは狙いやすくて好きです。

群れで行動するので他にもいるかと思い投げ続けますが反応なく、釣行を終了。

 

 

 

今回の琵琶湖遊びの成果はハス一尾、クレソン、セリ。

前回ハスを釣ったときは塩焼きにして大変美味しかったが、今回は天ぷらにしてみましょうか。

 

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クレソン
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セリ
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食材をきっちり使い切ることに最近凝ってるので、頭と骨も素揚げにして食べます。

ハスは川魚っぽいクセが少なく、フワフワできめ細かい身質。キスとかハゼと比べても遜色ないくらい美味い。小骨はたしかにあるけど、大型の個体でなければそこまで小骨が硬いわけでもないので、そこまで神経質にならなくてもいいのではと思う。

次の夏が楽しみですね。

 

(釣行日: 2020.11.21)