自生しているのか植えられているのかは分からないが、近所の水辺にジュズダマが生えている。食べてみましょう。
半分くらいの株はもうとっくに枯れて実もカスカスになってしまっていたので、もう少し早くに採りに来てもよかったかもしれない。
中にツチイナゴが隠れてました。いつか集めて食べるからね(予告犯)
ジュズダマは殻がとにかく固く、試しに歯で噛んでみたら歯が痛みました。絶対に真似しないでください。
全く希望を見出せないが15分くらい茹でてみる。
やっぱり希望はありませんでした。
どうやら殻を割ってパワーで取り出していくしかないようですね。
そうこうしているうちに1ヶ月が経過しました。面倒くさそうなのでずっと放置してましたが、さすがにそろそろやらないとね…ブログのネタも他にないし。
とりあえず何も考えずに割ってみると、中身はきれいな白。ハトムギの近縁だけあって美味しそう。
しかし殻があまりにも固い。ペンチで挟んでひびを入れるのはほぼ無理で、ニッパー的なもので殻を割る、というか切断するしかない。
縦向きのジュズダマの実に対して水平にニッパーを入れて(赤い線の方向)、
殻を取って中身を露出させて、
どうにかして中身を取り出します。
実の大きさに対して中のデンプン部分は小さいので、ニッパーを大胆に使っても案外大丈夫でした。
30分くらいかけて剥けたのがこの量です…
粥にでもしようと思っていましたが、さすがにこの量なのでそのままボリボリ食べます。
味はうまいんだよね。
生の麦をそのまま食べたことないから比較のしようはないけど、強い香ばしさがある。
ジュズダマはお茶に利用することはよくありますが、穀物として利用するなら石臼でひいて粉にするくらいしかないんじゃないですかね。
諦めて食べたグラノーラも美味しかったです。
(採取日: 2022. 11. 13)